すーぱーブラザーズの部屋

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運命再編かーらーのー

タルキール龍紀伝のプレリリース始まりましたってよ奥さん(挨拶)
いやぁ時間が経つのは早いですね、プレリリース後とは一体なんだったのか。
まぁジェスカイがジェスカイでジェスカイして終わったのでなんとも言えないのですけども。
今回は運命再編を思い返すよりかは龍紀伝でワクワクを取り戻すとしましょう。

龍紀伝は覇王譚のパラレルワールド的な扱いになっている様で、スポイラーで出てきた彼女もその中の一枚です。


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卓絶のナーセット
(青)(白)(2)
プレインズウォーカー-ナーセット
+1:あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。それがクリーチャーでも土地でもないカードであるなら、あなたはそれを公開してあなたの手札に加えてもよい。
-2:このターン、あなたが次にあなたの手札からインスタント•呪文かソーサリー•呪文を唱えたとき、それは反復を得る。
-9:あなたは「あなたの対戦相手はクリーチャーでない呪文を唱えられない。」を持つ紋章を得る。
初期忠誠度6

覇王譚ではその命を落としてしまったナーセット様ですが、世界線を越えたら次元渡りになって帰ってきました。
しかもだいぶ強烈になっていますね。
控え目に言って社長室です。
4マナのプレインズウォーカーは現環境でも幾つか見ますが、これは中でもズ抜けている部分があります。
それは圧倒的タフさ、これにつきます。
そもそも4マナで初期忠誠度6というのは現状類を見ない高さな上、呪文を増やす効果は守りの青白と言った所ですか。
小奥義から入っても稲妻という往年の3点火力で落ちず、奥義は打てばコントロールとコンボが死ぬのでそれらに対しては盾となってくれるでしょう。

さて、ではそれぞれの効果を見ていきましょう。
まず+1能力はクリーチャー、土地以外のドムリ•ラーデとも言うべき能力。
打ち消しや火力を加えられる利点はありますが、公開故に持ってるのがバレてるのは仕方ない事でしょうか。
とはいえスタンダードでも解消、火口の爪、ジェスカイの隆盛など数々の有用なカードを加えられるのでコントロール、コンボでかなりの活躍が見込めます。
更にモダン以下の環境で存在感が増す様に感じるのは私だけでは無いはずです。
ストームを初めとしたコンボ、古き良きエンチャントレス、青白鋼と言ったローグにも対応出来るその柔軟性は次元渡りの中でも群を抜いています。
特に師範の占い独楽擁する奇跡コントロールでは彼女の手札に加えても良い、の一文がなんと心強い事でしょうか。

続いて小奥義、-2能力です。
次に唱えた呪文に反復を付与するという物ですが、現環境では探査持ちソーサリー•インスタントが特に強烈になります。
残忍な切断、タシグルの残虐、宝船の巡航、時を越えた探索•••これらを二度打てるだけでどれほどのアドバンテージが取れることか、想像に難くありません。
また対立の終結、命運の核心といった全体除去を反復させる事で構えられる時間を安全に確保出来るのは大きいですね。
モダン以下の環境なら更に多くのアドバンテージを齎すカードが存在します。
例えば命令サイクルなどのモードを選択出来るカードなら、更に臨機応変な対応が出来るでしょう。
例えば追加ターンなら10マナ相当の2ターンを得ることが出来ます。
ドロー、土地破壊、サーチ、踏み倒し•••貴方はどの呪文を二度唱えますか?

そして極め付けの奥義は対戦相手のクリーチャー以外を封印する大技です。
MTGの根幹を成す呪文、クリーチャー•ソーサリー•インスタント•エンチャント•アーティファクト•プレインズウォーカー。
この殆どを使い物にならなくさせる事は限りなく勝利に近付く事に等しいです。
また正に青白の真骨頂とも言えるこの能力は、環境によって一層際立てる事も出来るでしょう。
モダン以下の環境では強力な呪文、特にクリーチャー以外となると山程ありますのでナーセットが避雷針になってくれる事請け合いです。

さて、明日のプレリリースを楽しみにして今日は羽を伸ばすとしましょう。
それではまた。