すーぱーブラザーズの部屋

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遊戯王:アマリリスカウンター

遊戯王の現行使用デッキ。
マリリスカウンターの例の一つとして、後続の方の参考になれば幸いです。

モンスター33
フェニキシアン•クラスター•アマリリス×3
溶岩魔神ラヴァ•ゴーレム×2
姫葵マリーナ×1
焔征竜ブラスター×1
魔轟神ソルキウス×1
ドラゴン•アイス×1
コアキメイル•グラヴィローズ×2
デブリ•ドラゴン×2
ローンファイア•ブロッサム×1
ヴォルカニック•カウンター×3
ネクロ•ガードナー×3
ガード•ヘッジ×3
カードガンナー×2
ゾンビキャリア×1
スナップドラゴン×1
イービルソーン×3
コピー•プラント×1
スポーア×1
魔法8
ワン•フォー•ワン×1
異次元からの埋葬×1
手札抹殺×1
死者蘇生×1
ブラック•ホール×1
大嵐×1
トレード•イン×2
罠7
針虫の巣窟×3
ブレイクスルースキル×2
スキルプリズナー×1
停戦協定×1
エクストラ15
森羅の守神アルセイ×1
聖刻神龍エネアード×1
神龍騎士フェルグラント×1
No.101 S•H•Ark Knight×1
空海竜リヴァイエール×1
メリアスの木霊×1
シャイニート•マジシャン×1
神樹の守護獣 牙王×1
スクラップ•ドラゴン×1
ブラック•ローズドラゴン×1
エンシェントフェアリー•ドラゴン×1
幻層の守護者アルマデス×1
アームズ•エイド×1
フォーミュラ•シンクロン×1

姫葵の従者名義で以前某所に登録した物です。
前制限(2013.11)での構築になります。
針虫の巣窟を始めとして墓地肥やしを大量に詰め込み、それで得た墓地リソースを最大限に活かして勝利を目指すデッキです。

まずデッキにおけるキーカードの扱い方を幾らか記載しておきます。

1.フェニキシアン•クラスター•アマリリス
デッキの中核にしてメインのダメージソース。自分のエンドフェイズに墓地の植物族を除外することでこのカードを守備表示で蘇生し、破壊されて墓地へ送られると800ダメージを与えるモンスター。これを如何に墓地へ送るか、そしてそのコストをどれだけ確保出来るかがこのデッキの勝負所。基本的に相手の攻撃を一回無効にしながらダメージを与える、と同じ効果なので、ネクロガードナーやガードヘッジと組み合わせて相手のライフ計算を狂わせるのがこのカードの仕事。一見無意味そうですが、実は立ち回りで一番大事な部分。ここはヴォルカニックカウンターの項で説明します。自分から殴ると自壊が誘発するので、ダイレクト素通しなら合計3000ダメージ。自身はエンドに蘇生出来るので、隙が見えたらこのカードでどんどん殴って行きましょう。

2.ヴォルカニック•カウンター
このデッキのさいつよカード。アマリリスをエンジンとしたら、このカードはエースですね。自分が戦闘ダメージを受けた時にこのカードを除外し、他の炎属性が墓地にある限り、相手にもそのダメージを与える癖のあるバーンカード。これはチェーンを組む強制効果ゆえに、複数枚存在すればダメージの二、三倍返しも期待できるのですが、炎属性がいないとバーン効果が適用されないという。これをどれだけの速度でどれだけの枚数墓地へ送り、どれだけのダメージを受けて発動出来るかが主に要求されるのですが、このカウンターと高相性なのが先程のフェニキシアン•クラスター•アマリリスなのです。ダメージを与える効果でカウンターに必要な致死量ダメージを下げ、蘇生効果により墓地肥やしの時間を稼ぎ、何よりもアマリリスが破壊されると墓地に必然的に炎属性とカウンターが揃う。お互いに墓地にいることを肝要とするので方向性も一致という強過ぎるシナジーを形成しているこの二枚。
ですが相手もなるべくアマリリスを中ぐらいのモンスターで破壊し、低い攻撃力でカウンターを暴発させて高攻撃力を通そうとしてきます。そこでガードヘッジやネクロガードナーです。相手からしても殴られて破壊されるリスクのあるカードを何体も並べる勇気はありません。一度二度耐えるだけで低い攻撃力、または中途半端な攻撃力はいなくなるでしょう。そこで攻撃の中断か更なる攻撃を迫り、上手くこちらの優位な方へ持って行きましょう。特攻要員はいくらでもいるのでカウンターを自分で着火する事を躊躇ってはいけません。黄泉ガエル自爆特攻でゲームセットなんてザラです。しかし炎属性を常に置くことを考えなければならないため、しっかりとした墓地リソース管理が必要になります。炎属性以外を優先してアマリリスのコストにするなど、工夫は出来ますので。

3.ドラゴン•アイス、魔轟神ソルキウス
二枚とも自身の蘇生コストに手札を要求するカード。しかし私はこれら誘発効果と起動効果の二種類のピン採用がベストと結論付けました。ドラゴン•アイスは誘発なので相手の展開に合わせて墓地に送るカードを選択出来るのが強み。相手の展開の様子に合わせてネクロガードナーやカウンターを送りながらダメージ計算を狂わせるか、アマリリスを送りながら展開の準備を済ませるか、スナップドラゴンという変わり種で展開を阻害するか、それは相手によって変わることでしょう。またソルキウスは手札さえあれば何度でも起動可能なので、その捨て札によっては相手の困る顔が見れて楽しいことでしょう。

4.ガードヘッジ
地属性植物族☆3攻撃力0守備2100、手札から捨てて攻撃力の半分を代償にカードを戦闘破壊から守る。地味なように思えますが、このカードこそがデッキの縁の下の力持ちであることはまず間違いないでしょう。このカードはデッキの中核達と強烈なシナジーを形成しているのです。まずはアマリリスとでは植物であるからコストになり、手札から捨てれるからコストの維持が楽であり、またアマリリスが一度攻撃を耐える事で生まれるダメージ量に関しては先程挙げた通りです。そしてカウンターとはランク3の元となり、耐える事でのダメージ量の調整が可能であり、半分となる事からダメージの増量が見込める点は見逃せません。他にはデブリ•ドラゴンで釣れたり、カードガンナーとでメリアスになれたり、シャイニートが驚異の三回耐えを見せる時もあります。ダメージ計算時の効果ゆえにセット状態のグラヴィローズが戦闘により表返った時に破壊を防ぎ、間接的にコストを踏み倒す事も出来ます。
総じてこのデッキには無くてはならない一枚と言えるでしょう。

5.イービルソーン
このカード自体はシャイニートになるかアマリリスのコストになるかが主な仕事なのですが、ここで問題とするのは運用方法としての優先順位です。どんな攻め時であっても、このカードからのシャイニートを出す事を優先しましょう。何故かと言うと、デッキ圧縮を目指すため、というのが理由の全てです。その根底に流れるのは、墓地肥やしの精度を上げるというデッキの中心に関わる部分を話す必要があります。基本、このデッキの墓地肥やしはランダムです。そしてライトロードのように毎ターン複数枚送れる訳でも、落ちているカードを強烈なシナジーとして利用出来る訳でもありません。一枚一枚、その内容が重要になります。公開情報にあるカードを少しでも増やして、デッキに眠るカードの確率が最も高まった時に落としにいく。人事尽くして天命を待つ、努力をし続ける事が最高の結果を引き寄せるのです。

最後にこの系統のデッキを使用する上で一番大切な事があります。それは、このデッキの勝ち筋がライフを削り切る事であるのを忘れない事です。このデッキは手札や場のアドバンテージを全て墓地リソースへと変換し、それを全て相手のライフを削り取る事に注ぎます。例え場がどれだけ磐石であったとしても、罠の弱いこのデッキでそれが次のターンに無傷で帰って来ることはまずありません。ならばどれだけ自分がディスアドバンテージを背負おうともライフを一点でも削りに行くべきです。ライフは一点あればかすり傷とは言いますが、それは自分が自在に運用出来る立場にあるからこその言葉。そのライフに干渉しやすいデッキと相対する時に置いては一点に笑う者は一点に泣く事になるのです。

今回の制限でデブリ•ドラゴンが制限解除、ゾンビキャリア、ローンファイア•ブロッサムが制限緩和されて変更する余地が出てきましたね。
デッキの総枚数を増やすか差し替えるのかはこれからの課題です。
ではでは、失礼します。