すーぱーブラザーズの部屋

複数のTCG他諸々

MTG:Magicとは

Magic the gathering(以下MTG)。
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アメリカのゲームメーカーWizards of the Coast社から発信される、今年で20年の歴史を持つ超名作TCG
天才Richard Garfieldが創り出したこのゲームは、TCGというジャンルにおいて大いなる影響力を持っている。
例えば有名どころで遊戯王デュエルマスターズ。ニッチな物ではヴァイスシュヴァルツなどはその筆頭であり、それらはMTG無くして自身の起源は語れない。
そして甚だ未熟である私は、また私より高次元にある方々でさえも、未だこのTCGよりもゲーム性の高いと確信する物に出会った事はない。もしくはそのはずだろう。
正に起源にて頂点のTCGである。

2.Magicの世界観
さて、今回はMTG入門とするも烏滸がましい程の軽い触りとさせていただくが、このTCGを触る上で最も必要な物を世界観と共にお届けする。
まずこのゲームはプレイヤーとプレイヤーの闘いであるのだが、ただの人間同士ではない事を念頭に置いていただきたい。私達プレイヤーは次元渡り(Planes Walker)という一種の魔法使いだ。
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私達はマナという世界に満ちる力を行使し、思うがままの好き勝手に生きる次元の旅人である。だがある日、自分と同じ境遇の旅人に偶然、または必然に出会った!そこで退屈な我々はこう相手に持ちかけるのだ。そうだ君、決闘をしよう、と。
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それは私にとっては殺し合いかも知れないし、力試しかも知れない。ひょっとしたら相手は手慰み程度にしか思っていない可能性もあるだろう。だがそれこそが我々次元渡りが望むべき、またあるべき姿だ。そして我々は次元渡りとしての自覚を持ち、自負を持つべきなのだ。これを単なるゲームではなく、現実の戦いとして振る舞い認識する。それがこのゲームを楽しむキモだ。

3.マナに秘められた過去
先程マナを行使するといったが、ではマナとは何か。それは土地に宿る精霊であり、神々の導きであり、大いなる何かである。出会った次元によってその定義は異なるため、今ここで語っても詮無き事だろう。ここで重要なのは、マナには大きく分けて五つの色があるということである。それらは様々な特性を持ち、私達の個性を示してくれる。
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私達の過去であり、性格であり、持ち味であり、存在のあり方である。私達自身、それこそがマナなのだ。もし貴方が誠実な人柄であるなら白のマナの加護を受けるだろうし、残虐な人柄であるなら黒に愛されるだろう。力を好むなら赤と緑が宿り、道化を気取るなら青を手に取ればいい。そして私達に宿るマナは一つだけではない事を記しておく。後は諸兄の豊かなご想像にお任せしよう。

4.全ての道は勝利へと通じる
ローマは全ての道より到達する事が出来た。MTGにおいてそのローマこそが勝利である。貴方が勝利を望むのならば如何なる道も到達点に続く。強大な怪物を従え、徹底の破壊を望むか?大いなる軍勢を率いて圧倒的蹂躙を望むか?悪魔と契約?天使や神の加護?もし望むならば意思無き機械も従うだろう。自身の力で相手を倒す事も可能だし、ドラゴンに化けることも出来る。
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全ての呪文は貴方を、そして私達を導く道標だ。勝利は私達の目の前にある。

5.総括
我々は次元渡りである。繰り返す、我々は次元渡りである。望みを形に代え、世界を思うがままにする。風のように自由で猫のように気紛れで、水のように絶えず変わり続ける。それが我らである。だが自由で気紛れな流動する何かが出会った時、そこに大きな渦が生じる。力と力、知恵と知恵、力と知恵の争いが我らの決闘。そしてそれを制し、目指すべき到達点こそが勝利なのだ。次元渡る力無き人よ、貴方がこのゲームを手に取り、我らと同じ世界を見ることを望むか?ならば我らは貴方を迎え入れよう、手荒くも華々しい歓迎によって!!
長々と語らせて頂いたが、次元渡りの同士諸兄には退屈な内容だったかもしれない。だがこれが、何も知らぬ貴方にとって次元渡りになる事への入り口になれたなら幸いである。