すーぱーブラザーズの部屋

複数のTCG他諸々

統率者どうでしょう

みなさーん、知ってるでしょうー?

統率者2016の発売でございます。

 

おいEDHやらねえか!!?

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今年もこの季節がやってきましたねえ。

わくわくしますねえ。

早速注目のカードをみていきましょう。

れっつちぇけらー。 

 

1.エーテリウム造物師、ブレイヤ

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4マナ4/4、場に出る時に二体の飛行機械トークンを引き連れてくる。2マナとファクト2つサクッて•プレイヤー1人への3点火力•クリーチャー1体への-4/-4修正•5点ライフゲインのいずれかを選べる。

今回の目玉である4色統率者オススメの内1体。まずはジャンドの辺境で黙々とエーテリウム採掘してた変人ことブレイヤちゃん。

無限マナで勝てる統率者は強いの慣習通り、有色無限マナで勝負を決めに行けるスペックは中々の物。コストで自身をサクれるのがミソで無限マナさえあれぼ無限キャスト経由の無限トークン無限ダメージで人を殺せる。

またエリシュノーンなどのトークン絶対ぶっ殺すマン他厄介なクリーチャーにはマイナス修正でご退場願えるユーティリティプレイヤー。普通に牽制で出していても良いかもしれない。

緑抜き4色のカラーパイにとって非クリーチャー呪文の扱いはお手の物。除去•サーチ•ドローが豊富であり、常に最適解を見つけることの出来る柔軟性と最速で勝負を決めにいける速効性が強みである。ブレイヤも必然的にそれを活かした構築になるだろう。純然たる殴り合いがしたいなら別の4色統率者でいい。ブレイヤでそれをする意義があるなら教えて欲しい。

ただし青であり、アーティファクトであり、クリーチャーであり、誘発型能力と起動型能力を同時に勝ち筋に絡めるので妨害がびっくりする程刺さる。サイクロンの裂け目などのリセット手段は多めに持っておくに越した事はない。

 

2.大渦を操る者、イドリス

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4マナ5/4トランプル。このカードでの戦闘ダメージが入った時、その後自分が唱える呪文に続唱を付与する。

オススメ4色統率者2つ目。グリクシス出身の病弱オーガが突き落とされた大渦の力によって超マッチョになった姿、イドりっさん。

5/4トランプルという戦闘ダメージを通しやすい性能から続唱付与が達成しやすい。また二段攻撃で戦闘ダメージが入った時、続唱付与が2回誘発するのでそちらを活かす構築も一考の価値はあるか。

後に紹介する征服者のフレイルとは非常に好相性。自身を9/8にしながら相手に口出しをさせなくするので続唱他やりたい放題出来る。またオーガ•ウィザードという種族上、魂の洞窟を背信のオーガや研究室の偏執狂などと共有できるのは他の統率者にはない利点。

白抜き4色カラーパイに属するカード達は単体の破壊力が眼を見張るものがある事が多い。例えば赤の豪快なリセット呪文。例えば青の追加ターン、ドロー。例えば緑のファッティ。例えば黒のサーチや良質クリーチャー。これらの組み合わせは言うに及ばずだろうが、それらにもう1枚のアドバンテージが付いてくるのがこのカード。夢とロマンを詰め込み膨らませるのがイドリスの役目だ。

欠点としては速攻や呪禁などを持たず、相手からの妨害介入手段に全く無防備な事。続唱という性質上カウンターが入れにくいので他の手段を活用する事になる。追加ターンで擬似速攻を与えるも良し、稲妻のすね当てなどで被覆や呪禁を与えるも良し、墓地から速攻を与えて釣るも良しと各々の構築力が試されるだろう。

 

3.不撓のサスキア

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4マナ3/4警戒速攻。場に出る際に選択したプレイヤーへ、相手に与えた戦闘ダメージと同じ点数のダメージを与える能力を自軍クリーチャー全体へ付与する。

 オススメ統率者その3。皆殺しにされた仲間のお墓毎日作るウーマンからスーパーリベンジキリングマッスィーンにジョブチェンジした系マッシヴ女子ことサスキアさん。

要は自軍クリーチャーが戦闘でエラい打点を叩き出せる点が魅力。例え2/2のウィニークリーチャーであっても脅威の4点クロックに化けるので、選んだプレイヤーへ全力で殴り掛かればサスキア本人も含めて40点をあっさり持っていけるポテンシャルを秘めている。

青抜き4色というカラーパイはクリーチャーとその強化手段に困る事はない。巨大化などの単体パンプや十字軍などの全体強化はもちろんの事、火吹き、シェイドなど自身の強化もお手の物。また二段攻撃やトランプルの付与など、どの様な構築をするにせよクリーチャーメインになるのは間違いない。

ここで特徴的なのは、ダメージを与えるのがサスキアではなく戦闘ダメージを与えたクリーチャーであるという事。つまりダメージを与える事に意味を見出せる。代表的なのが感染で、例えばスーパー感染ナマモノこと化膿獣なら一瞬で相手を完成させるだろう。

問題としてはやはりメインがクリーチャーかつ戦闘主体という事。EDHに跋扈する全体除去をどうやって掻い潜るかが勝敗の分かれ目になる。幸いにもこのカラーパイにとって妨害はお手の物なので構築次第と言える。

 

4.法務官の声、アトラクサ

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4マナ4/4飛行警戒接死絆魂。自分の終了ステップ開始時に増殖を行う。

オススメ4色統率者のラストを飾るのはファイレクシアに捕縛されて不屈の精神をへし折られたくっ殺即堕ち堕天使ことアトラクサちゃん。ウラブラスク以外の法務官達の使者として今日もあちこち飛び回っているらしい。

単体のスペックで言えば4マナ4/4に4つの能力を併せ持つ正に『完成』されたクリーチャー。接死と飛行と警戒があるのでシステムクリーチャーでありながら攻撃にも守備にも活用出来る上、絆魂でライフも稼げる。

増殖を行う能力は育殻組のヴォレルと比べると見劣りはするものの、場やプレイヤーのあらゆるカウンターを増やせるので差別化はまだ出来る。例えばPWの忠誠度や相手に与えた毒、-1/-1などの相手のカウンターを増やせるのは類似カードにはない利点。特に経年カウンターなどの累加アップキープ絡みのカウンターも増やせるのは覚えておきたい。またエネルギーカウンターもカウンターであるため増殖の対象となるのも忘れてはならない。

赤抜き4色のカウンター絡みのカードは決して少なくはない。+1/+1に-1/-1、消散や消失、毒、忠誠度などのメジャーなカウンターは勿論の事、スス、探索、胞子、絶望、悲鳴など興味深いカウンターが目白押しである。勿論それらを十全に利用できるならばこの堕ちた天使は唯一無二の存在感を持つだろう。

問題は増殖を行うのが自分の終了ステップのみであるため統率者としてのパンチ力が弱い事。試合前半、しかも複数から猛ラッシュを掛けられる事も多いEDHでは自分の終了ステップがそう何度も来ないこともザラにある。それをどういなして得意の持久戦に持ち込むのか、それが構築のカギとなる。

 

番外

メレディスのキナイオスとティロ。

黒抜き4色の伝説クリーチャー。統率者には向かないホモカップル。使い道?変身のタネか押し付け、以上。

 

5.征服者のフレイル

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2マナの装備品。装備クリーチャーに自軍のパーマネントの色の数+1/+1修正。また装備クリーチャーがいる限り、自分のターンで対戦相手に呪文を唱えなくさせる。

 統率者2016におけるイカれカードの個人的第1位。要は色を選ばなくて良いコストも軽い龍王ドロモカであり、攻撃せずに済むザンディットの大群を作る事ができる装備品。

マナコスト・装備コスト共に不確定マナ2マナと軽い指定であり、コンボへの妨害を完全にシャットアウト出来るのは破格の性能。不確定マナ4マナはEDHにおいてはほぼ捨て値なので、出してから即座に装備してコンボを始動できる。特に追加ターンや全体を巻き込むドローを多用する青単ジェネラルには必須パーツ。不意な相手からの除去とカウンターを気にする必要のなくなった青単程怖いものはない。

また先程のイドリスで挙げた通りだが修正も中々バカに出来ない。今回だけで見てもサスキアやイドリスでは戦闘の補助に使えるし、ブレイヤではコンボへの介入を防ぐ意味合いでも有用。また龍王オジュタイやスキジリクスなどの後一点足らない系ジェネラルなどでも居場所を確保されうる。

個人的にはレガシーでも居場所があるのではないかと思う。妨害対策は勿論修正の意義も大きく上がる。特に死儀礼が3/4になれるのはどう考えてもおかしいし、その後真の名の宿敵を出せば6/4プロテクション相手という怪物が完成。そして2枚フレイルが出ると•••おおっと。

因みに装備先を差し替える時点では未だクリーチャーに装備されているので、相手に介入するタイミングは勿論ない。勘違いしないようにしたいところだ。

但し一つだけ注意点だが、起動型能力と誘発型能力は使えるので決して慢心はしてはいけない。見えている脅威に対してしっかりと対処出来るようにすれば素晴らしいカードとなる。

 

6.ファイレクシア病の支配

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3マナで対象の装備品のコントロールを得、その後黒で0/0の細菌トークンを出してその装備品をトークンに装備させる。

攻め手を増やしつつパーマネントを増やせる良カード。特に永続的に装備品のコントロールを得るのが既存と差別化できる点で、相手の火と氷の剣や生体融合外骨格などをそのまま自軍クリーチャーに流用できる。

生体融合外骨格などの重めの装備コストを無視する手段にもなり得るので、装備に悩んでいる人は一度考えてみてもいいカードだろう。

ただし修正の入らない装備品には注意。細菌トークンは0/0なので即座に消滅してしまう。エンドに世界薙の剣に撃つなどのコンボは無理なので気をつけよう()

こちらも主にレガシーが主戦場になり得る。石鍛治の神秘家によって殴打頭蓋や梅澤の十手などが跋扈する環境なので、このマナ域での稀有な対処手段となれる。装備品次第では即座に攻め手になれるのでコントロールでも一度試したい一枚。青なのも高評価。

 

7.武器庫の自動機械

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3マナ2/2。場に出た時と攻撃する度に全ての装備品をこのカードに付ける、もしくは付け替えるアーティファクト•クリーチャー。

つまり殴る時に剣やらすね当てやらを装備して素敵生物を作ることが出来る。特に被覆が厄介な稲妻のすね当てを吸えるので即座に除去に持ち込みたい。

やはりこれもレガシーが未来の主戦場。相手が再装備を狙っても、前述した殴打頭蓋や剣などの装備コストを捻出しつつの展開というのは中々難しい。すぐさま取り返される事を鑑みさせる事でプレッシャーをかけていける。

 しかし装備品のコントロールを得るカードではない事に注意。つまり装備品を付け替えたりは出来ないので、その点は気を付けよう。

 

8.フェアリーの職工

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4マナ2/2飛行。相手の場にトークンで無いクリーチャーが出る度に、そのクリーチャーのコピーアーティファクトトークンを場に出す。その代わり古いトークンは追放する。

相手のクリーチャーをこっちが上手く使ってやろうという挑戦的な一枚。相手に出る度に誘発する事、アーティファクトである事、ターンをまたいでも残り続ける事と既存の類似カードと比べてだいぶ特徴的な能力なので差別化も十分。思わぬ形でシナジーが出来る事もあるので是非一度試したい。

 

 9.トリトンの英雄、トラシオス

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2マナ1/3。4マナを払う事でライブラリートップを公開し、土地なら場に出し、それ以外なら一枚引く能力を持つ。また共闘という互いが持つ場合に2体統率者を指定できる能力を持つ。

今回の統率者2016では4色統率者がフィーチャーされているが、4色の伝説クリーチャー以外での4色へのアプローチがあった。それが共闘。統率者の組み合わせ次第でデッキの色も内容は大きく変わる。そのコンセプトの下に生まれた1枚がトリトンの英雄トラシオスだ。

このテーロス次元の都市国家レティスから出奔したマーフォークの巡礼者は、無限マナからの勝ち手段を持つ優秀な統率者。余ったマナを注ぐ先にも使えない事もない。

特に暴君変身の火種、また変身させてからのフィニッシャーをこのマナ域で務めれる統率者はそうそうない。共闘の組み合わせ次第では新しい変身ジェネラルの選択肢になり得るこのニューカマーを試してみては如何だろうか。

 

10.激情の薬瓶砕き

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3マナ2/3。各ターンに自分が最初に唱えた呪文のコスト分のダメージを、無作為に選んだ対戦相手に与える。

別の歴史ではPWサルカン•ヴォルの友だったコラガン氏族のゴブリン。彼女の能力は正にコラガン氏族らしく、またゴブリンらしい物に仕上がっている。

統率者としてセットで扱いたい呪文ではX呪文が挙げられる。共闘を持つ彼女の選択肢は広く、X火力XドレインXドローなど一線級のカードは盛り沢山だ。

また探査呪文も良いだろう。特に宝船の巡行と時を越えた探索は使い易いので共闘相手には是非青を選択したい。

個人的なオススメ共闘相手は上記のトラシオス。互いに変身のタネとして優秀なマナコストである事は言うまでもない。そして彼女は取り敢えず牽制で出しておけるのが重要で、もし暴君が止められてもゲームを諦めずに済むのはありがたい。最後に赤と黒というサーチの色を変身デッキに齎してくれる事がこの組み合わせの最高の利点。是非ともこの二人のデッキを使ってみてほしい。

彼女はレガシーでも大きな存在感を持つはずだ。例えば1T死儀礼のシャーマン、2Tに彼女を出せばどうなるか。返しのFoWがプレイヤーへの5点火力を備えた打ち消し呪文となるのだ。幸いにもグリクシスというカラーは強い。彼女の実力が例え一線級では無かったとしても十分にカバーをしてくれる。彼女の軽さを一度試してみるのも非現実的ではないだろう。

 

11.意志の大魔術師

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3マナ3/3。タップと黒1含む3マナで自分の墓地のカードを唱える事を可能にする。またそのターン中にカードが自分の墓地に落ちる場合それを代わりに追放する。

輪の大魔術師に次ぐ、古き狂カードのクリーチャー化。今回はなんとヨーグモスの意志のクリーチャーとなった。

やはり本家と比べるとタップを挟む為にそこまで有用かは怪しい。しかし速攻を与えながらしようすればさながら一撃必殺となりうる•••か?クリーチャー主体でソーサリーを入れにくい時などは、候補になるかもしれない。

本家が禁止のレガシーでもタップ3マナがネック。しかし活かせるならここまで凶悪な効果もないので一考の価値はあるか。

 

12.爆積み

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コインフリップで勝利すれば全ての土地以外のパーマネントを叩き割る。

時折現れる不確定全除去カード。今回はタップとコインフリップに勝つのが条件。既存のそれらよりも•起動にマナコストが不要でタップのみ•不確定4マナという絶妙な軽さ•失敗してもデメリット無し•という差別化が容易なのが最大の特徴。迷える探求者、梓を始めとした土地中心ジェネラルや希望の天使アヴァシンなどの破壊不能ジェネラルには御誂え向きの一枚となるか。

 

 

などなど注目カード目白押し!

統率者2016大好評発売中!

さぁみんなもレッツEDH!!

 

はぁ、どっとはらい

 

 

アーティファクトメイン次元で世界がヤバい

ミラディン然り新ミラディン然り、アーティファクトが跋扈する次元にロクなのはいない法則。

今回のカラデシュも中々ふざけ倒してて素敵。

さぁレッツちぇけらー。

 

1.奔流の機械巨人

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6マナ5/6瞬速、場に出た際に墓地のインスタントを無償で唱えられる。

カウンターやドロー、サーチの水増しに出来る奇襲性の高い高打点はEDHにとってはこれ以上ない選択肢。

特にインスタントタイミングの蘇生が容易い環境なら尚更楽しめるはず。

覇者シャルムを始めとしたアーティファクト主体のデッキなら採用圏内だろう。

 

2.激変の機械巨人

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5マナ4/5警戒、場に出た時に全プレイヤーの土地以外の各種パーマネントを1種類につき1つずつを残して生贄に捧げさせる。

大変動や悲劇的な傲慢を彷彿とさせる全体除去を持つ白の機械巨人。土地を持っていけない代わりにプレインズウォーカー持っていけるが、それより何より白単のぶっぱ枠が増えたのがよろしい。

希望の天使アヴァシンよりはカタキ辺りだろうか。

 

3.サヒーリ•ライ

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イゼット3マナのプレインズウォーカー。+1で占術1と1点バラマキ、-2で自軍アーティファクトかクリーチャーの速攻持ちアーティファクト•コピートークンの生成、-7でライブラリーからアーティファクト3種類を場に出す。

カラデシュにおける霊気技術の第一人者にしてプレインズウォーカー、サヒーリ•ライのカード化。小マイナスには無限の可能性、特に太陽のタイタンとサヒーリ2枚でゲームが終わるのは既に囁かれつつある無限コンボ。

EDHにおいても可能性は感じられるが、同じアーティファクト関連のダク•フェイデンと比べると見劣りするか。

 

4.領事の権限

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白1マナ。相手のクリーチャーをタップ•インさせ、更に相手のクリーチャーが出る度に1点ゲイン。

盲従や凍りつく霊気からクリーチャーのみを取り出した妨害カード。キキジキ•コンボを始めとしたクリーチャー絡みの無限コンボを差し止める新たな一枚。

また幽霊議員カルロフや各種むかつきデッキなどの、ライフゲインがキモになるデッキでも活躍の場はあるか。

 

5.劇的な逆転

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青1つ含む2マナインスタント。非土地パーマネントを全てアンタップする。

個人的に今回の目玉とも言える強力インスタント。過去の名カード、転換にも似た効果だが自分限定、土地以外と先代と比べると応用力は下がっている。

だがコンボの片割れとしてはこれ以上ない有能さ。特に呪文回収クリーチャーとブリンクとこれが合わさる事でお手軽無限マナ、タップ能力も無限に使える。おまけにTimeVaultも手軽に使える()

EDHでは魔力の櫃、厳かなモノリス玄武岩モノリスといったアンタップに制限のあるパーマネント、金粉の水蓮や金属細工師といった豊富なマナを生めるパーマネント、メリーキ•リ•ベリットや巻物の君あざみといったタップする事に意義のあるジェネラルと使い道が広がる素晴らしい一枚。

イゼットの模範メーレクや覇者シャルム、あざみなどは勿論青の絡むジェネラルでは必須級になるかもしれない。

またフレーバーテキストとそれにまつわるストーリーも熱い一枚。

宿敵•バラルによって罠に閉じ込められたチャンドラ•ナラーとニッサ•レヴェイン、オビア•パースリーの三人。彼女達を助け出したアジャニと三人が向かうはギラプールの闘技場。

そこではチャンドラの母ピア•ナラーとこの次元で審判長に収まっていたテゼレットとの、試合という名の処刑が始まっていた。

機械を操る革命家ピアと機械を操るプレインズウォーカーテゼレット、どちらが優位かなどは言うまでもなかった。テゼレットの魔の手が伸び、ピアの命が消えそうになった正にその時ーーーー

 

「あんたたちの手助けなんて頼んでないわよ、ジェイス。でも、ありがと」チャンドラ•ナラー

 

 

6.パンハモニコン

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クリーチャーかアーティファクトが場に出た際の能力を追加で誘発させる。

クリーチャーやアーティファクト自体の能力は勿論、それらが場に出た時に誘発するパーマネントの能力も追加で誘発させることが出来る可能性を秘めた一枚。

EDHでは覇者シャルム、首席議長ゼガーナなどの自身が強力なcip能力を持つジェネラルや、鍛治の神パーフォロスなどのクリーチャーが場に出た際の誘発能力を持つジェネラルで選択肢に入るだろうか。また永遠王ブレイゴやネル•トース族のメーレンなどcip能力を重要視するジェネラルにも面白い。

 

 7.向こう見ずな実験

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デッキトップからアーティファクトが捲れるまで公開し、捲れたカードを場に出すソーサリー。但し捲れた枚数のダメージを受ける。

かの悪名高き修繕に似た踏み倒しカード。出て来るカードが選べない?選ぶ余地を無くせばいいんだよ(暴論)

EDHではライフの原点の高さから多少は使いやすい上、悪用出来るアーティファクト塗れの環境だからこそ光る一枚になれそうだ。

呪文のサーチとファクトのサーチ、万能サーチが可能となる青白黒のいずれか二色と組めば使い易くなるか。

 

8.永遠の造り手、ラシュミ

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青緑4マナ2/3。呪文を唱えた時、それがターンの最初に唱えた呪文ならデッキトップを公開する。それより低いマナコストだった場合はマナコストを払わず唱え、高ければ手札に加える。

要はトップ一枚しか捲れずターン一回の制限をつけられた一方で、ハズレカードを手札に加える様になった続唱。それを後続で唱えた最初のカードに与える。

EDHでは各対戦相手のターン毎に動ければ莫大なアドバンテージを稼げるジェネラル。しかしクルフィックスの預言者というベストパートナーは禁止されているので一工夫が必要。覚醒や種子生まれの詩神、巻き戻しの時計などのアンタップと、ヴィダルケンの宇宙儀やザルファーの魔道士テフェリーなどの瞬速付与を駆使する事は必須となるか。

 

9.霊気貯蔵器

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呪文を唱える度、そのターン中に自分が唱えた呪文の数だけ1点ライフゲイン。そして50点のライフを支払うとプレイヤーかクリーチャーに50点のダメージを飛ばせる。

無限ライフか莫大なライフから三回起動すれば勝ちな、たまーに存在する漢のロマン溢るるアーティファクト

前半のライフゲイン効果は多少ややこしいが、つまりは1枚目の発動で1点、2枚目で2点、3枚目で3点と唱える度に徐々に増えていく形になる。

だがこのカードは誘発解決時に幾つ唱えていたかを参照するため、スタック上で大量に唱えていればゲインする点数も多くなる。例えば稲妻にはらわた撃ちを4枚スタックに積んで撃ったとする。そうすれば相手には3+2×4の11点のダメージ、自分は5点×5回の25点ライフゲインとなる。

EDHにおいては無限マナはさることながら無限ライフも比較的簡単な部類であり、特に台所の嫌がらせ屋や威圧の杖などはコンボパーツとして使いやすい。

 

他にもロマンと実用性を兼ね備えたカードや汎用性の高いカード、エネルギーカウンターを利用する新たなカードなどギミックやロマンが目白押し。

スタンダードやレガシーからEDHまで、トーナメントプレイヤーからカジュアルプレイヤーまで、MTGの今を変えるポテンシャルを味わい尽くしていこう。

•••ぶっちゃけコモンから神話まで、書きたいカード多過ぎで断念したやーつ。

 

はぁ、どっとはらい

 

 

帰ってきたカルロフおじさん

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人間怪人とかいうナウい言語センス。

 

【EDH】EDH:幽霊議員カルロフ

クリーチャー:21
1:《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》EMA
1:《魂の管理人/Soul Warden》HOP
1:《コーリスの子/Children of Korlis》TSP
1:《セラの高位僧/Serra Ascendant》M11
1:《砂の殉教者/Martyr of Sands》CSP
1:《魂の従者/Soul's Attendant》ROE
1:《死の信者/Death Cultist》ROE
1:《レオニンの古老/Leonin Elder》MRD
1:《オーリオックのチャンピオン/Auriok Champion》5DN
1:《血の芸術家/Blood Artist》EMA
1:《ヴィズコーパのギルド魔道士/Vizkopa Guildmage》C13
1:《敬虔な福音者+むら気な信奉者/Pious Evangel+Wayward Disciple》SOI
1:《ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas》C14
1:《墓所の怪異/Crypt Ghast》C14
1:《岸壁安息所の吸血鬼/Cliffhaven Vampire》OGW
1:《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》ALA
1:《陽焼の執政/Sunscorch Regent》DTK
1:《太陽のタイタン/Sun Titan》C15
1:《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》NPH
1:《幽霊議員カルロフ/Karlov of the Ghost Council》C15
1:《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》ROE

呪文:47
1:《吸血の教示者/Vampiric Tutor》EMA
1:《悟りの教示者/Enlightened Tutor》EMA
1:《流刑への道/Path to ExileMMA
1:《精霊への挑戦/Brave the Elements》C14
1:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》EMA
1:《使徒の祝福/Apostle's Blessing》MM2
1:《インプの悪戯/Imp's Mischief》PLC
1:《むかつき/Ad Nauseam》ALA
1:《不快な夢/Sickening Dreams》TOR
1:《血の署名/Sign in Blood》MM2
1:《悪魔の教示者/Demonic Tutor》3ED
1:《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》USG
1:《再誕の宣言/Proclamation of Rebirth》DIS
1:《不死の隷従/Immortal Servitude》GTC
1:《骨読み/Read the Bones》ORI
1:《毒の濁流/Toxic Deluge》EMA
1:《大変動/Cataclysm》EXO
1:《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》ORI
1:《血の長の昇天/Bloodchief Ascension》ZEN
1:《盲従/Blind Obedience》GTC
1:《ネクロポーテンス/Necropotence》EMA
1:《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》C15
1:《見捨てられし者の呪い/Curse of the Forsaken》C13
1:《沈黙のオーラ/Aura of Silence》C15
1:《黒死病/Pestilence》6ED
1:《極上の血/Exquisite Blood》AVR
1:《血なまぐさい結合/Sanguine Bond》C13
1:《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》STH
1:《金属モックス/Chrome Mox》EMA
1:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》MIR
1:《ズアーの宝珠/Zuran Orb》ICE
1:《ギックスのかぎ爪/Claws of Gix》TSB
1:《宝石の護符/Jeweled Amulet》ICE
1:《水蓮の花びら/Lotus Petal》TMP
1:《魔力の墓所/Mana Crypt》EMA
1:《魔力の櫃/Mana Vault》5ED
1:《プリズムの指輪/Prism Ring》ORI
1:《太陽の指輪/Sol Ring》C15
1:《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》EMA
1:《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet》C15
1:《精神クランク/Mindcrank》NPH
1:《ギルドのタブレット/Tablet of the Guilds》RTR
1:《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》C15
1:《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》PC2
1:《清純のタリスマン/Pristine Talisman》C14
1:《オパールのモックス/Mox Opal》MM2
1:《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》BOK

土地:32
1:《平地/Plains》SOI
1:《沼/Swamp》SOI
1:《統率の塔/Command Tower》C15
1:《叢林/Scrubland》3ED
1:《魂の洞窟/Cavern of Souls》AVR
1:《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》ORI
1:《湿地の干潟/Marsh Flats》ZEN
1:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》KTK
1:《真鍮の都/City of Brass》MMA
1:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》KTK
1:《悪臭の荒野/Fetid Heath》EVE
1:《微光地/Glimmerpost》SOM
1:《神無き祭殿/Godless Shrine》GTC
1:《高級市場/High Market》C15
1:《光輝の泉/Radiant Fountain》M15
1:《家路/Homeward Path》C13
1:《ならず者の道/Rogue's Passage》C15
1:《色あせた城塞/Tarnished Citadel》ODY
1:《汚染された三角州/Polluted Delta》KTK
1:《古えの墳墓/Ancient Tomb》TMP
1:《乾燥台地/Arid Mesa》ZEN
1:《熾天使の聖域/Seraph Sanctuary》AVR
1:《マナの合流点/Mana Confluence》JOU
1:《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》HOP
1:《古えの居住地/Ancient Den》HOP
1:《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》CSP
1:《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》CSP
1:《永岩城/Eiganjo Castle》CHK
1:《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》EMN
1:《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death's Storehouse》CHK
1:《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》TSP
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》M15

 

一度でいいからむかつき使ってみたかったんや・・・。

カルロフおじさんを信奉者でゲインとドローに出来るからむかつきルートを取りやすいのがね。

 

EDH:幽霊議員カルロフ

ワーンパーーン!

f:id:SuperBr:20160902234938j:image

 

全力で相手を殴り殺すジェネラル。

たまにはこういうのもありかなーって。

 

【EDH】EDH:幽霊議員カルロフ

クリーチャー:20
1:《魂の従者/Soul's Attendant》ROE
1:《死の信者/Death Cultist》ROE
1:《砂の殉教者/Martyr of Sands》CSP
1:《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon》THS
1:《レオニンの古老/Leonin Elder》MRD
1:《セラの高位僧/Serra Ascendant》M11
1:《コーリスの子/Children of Korlis》TSP
1:《魂の管理人/Soul Warden》HOP
1:《ヴィズコーパのギルド魔道士/Vizkopa Guildmage》C13
1:《オーリオックのチャンピオン/Auriok Champion》5DN
1:《血の芸術家/Blood Artist》EMA
1:《敬虔な福音者+むら気な信奉者/Pious Evangel+Wayward Disciple》SOI
1:《岸壁安息所の吸血鬼/Cliffhaven Vampire》OGW
1:《墓所の怪異/Crypt Ghast》C14
1:《ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas》C14
1:《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》ALA
1:《陽焼の執政/Sunscorch Regent》DTK
1:《太陽のタイタン/Sun Titan》C15
1:《幽霊議員カルロフ/Karlov of the Ghost Council》C15
1:《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》ROE

呪文:48
1:《使徒の祝福/Apostle's Blessing》MM2
1:《吸血の教示者/Vampiric Tutor》EMA
1:《流刑への道/Path to ExileMMA
1:《精霊への挑戦/Brave the Elements》C14
1:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》EMA
1:《悟りの教示者/Enlightened Tutor》EMA
1:《暗黒の儀式/Dark Ritual》HOP
1:《インプの悪戯/Imp's Mischief》PLC
1:《むかつき/Ad Nauseam》ALA
1:《血の署名/Sign in Blood》MM2
1:《悪魔の教示者/Demonic Tutor》3ED
1:《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》USG
1:《再誕の宣言/Proclamation of Rebirth》DIS
1:《不死の隷従/Immortal Servitude》GTC
1:《毒の濁流/Toxic Deluge》EMA
1:《骨読み/Read the Bones》ORI
1:《大変動/Cataclysm》EXO
1:《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》ORI
1:《血の長の昇天/Bloodchief Ascension》ZEN
1:《盲従/Blind Obedience》GTC
1:《沈黙のオーラ/Aura of Silence》C15
1:《ネクロポーテンス/Necropotence》EMA
1:《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》C15
1:《見捨てられし者の呪い/Curse of the Forsaken》C13
1:《ハグラへの撤退/Retreat to Hagra》BFZ
1:《忍耐の試練/Test of Endurance》JUD
1:《黒死病/Pestilence》6ED
1:《血なまぐさい結合/Sanguine Bond》C13
1:《極上の血/Exquisite Blood》AVR
1:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》MIR
1:《宝石の護符/Jeweled Amulet》ICE
1:《魔力の墓所/Mana Crypt》EMA
1:《ズアーの宝珠/Zuran Orb》ICE
1:《金属モックス/Chrome Mox》EMA
1:《ギックスのかぎ爪/Claws of Gix》TSB
1:《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》STH
1:《水蓮の花びら/Lotus Petal》TMP
1:《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》EMA
1:《太陽の指輪/Sol Ring》C15
1:《魔力の櫃/Mana Vault》5ED
1:《プリズムの指輪/Prism Ring》ORI
1:《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet》C15
1:《精神クランク/Mindcrank》NPH
1:《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》C15
1:《ギルドのタブレット/Tablet of the Guilds》RTR
1:《清純のタリスマン/Pristine Talisman》C14
1:《オパールのモックス/Mox Opal》MM2
1:《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》BOK

土地:32
1:《平地/Plains》SOI
1:《沼/Swamp》SOI
1:《ならず者の道/Rogue's Passage》C15
1:《色あせた城塞/Tarnished Citadel》ODY
1:《マナの合流点/Mana Confluence》JOU
1:《統率の塔/Command Tower》C15
1:《家路/Homeward Path》C13
1:《高級市場/High Market》C15
1:《乾燥台地/Arid Mesa》ZEN
1:《微光地/Glimmerpost》SOM
1:《真鍮の都/City of Brass》MMA
1:《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》ORI
1:《熾天使の聖域/Seraph Sanctuary》AVR
1:《神無き祭殿/Godless Shrine》GTC
1:《汚染された三角州/Polluted Delta》KTK
1:《叢林/Scrubland》3ED
1:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》KTK
1:《魂の洞窟/Cavern of Souls》AVR
1:《悪臭の荒野/Fetid Heath》EVE
1:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》KTK
1:《湿地の干潟/Marsh Flats》ZEN
1:《光輝の泉/Radiant Fountain》M15
1:《古えの墳墓/Ancient Tomb》TMP
1:《古えの居住地/Ancient Den》HOP
1:《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》HOP
1:《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》CSP
1:《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》CSP
1:《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death's Storehouse》CHK
1:《永岩城/Eiganjo Castle》CHK
1:《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》TSP
1:《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》EMN
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》M15

 

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ライフゲイン is パワーなジェネラル。特にライフゲインの量よりもその回数が物を言うので、出る度死ぬ度タップする度とひたすら回数を稼ぐデッキ。

コンボは血の長の昇天と精神クランクでのブラッドクランクと、極上の血を絡めた無限ドレイン。大体のパーツがライフゲインに関わるので使いやすいのが◎。

除去はカルロフで急所とブロッカーを弾くだけで十分。前さえ空けば後は殴るだけ。+1/+1カウンター6つは思ったより重くないので力の限り殴りつけよう。

全除去はマナクリやトークン並べる系やジェネラル速攻系への毒の濁流と、ジェネラルワントップ御用達の大変動及び悲劇的な傲慢の採用。

個人的には黒死病と極上の血、カルロフおじさんを並べたい。4人卓で黒1マナが3点ドレインと+1/+1カウンター6つに化け、3回も起動できればワンパンマンにまで膨れ上がったカルロフおじさんの道をこじ開けられる。

ちなみにコンボ耐性は死ぬ程低いので、それっぽいジェネラルを見たら速やかに殴り殺そう。青単は特に対処できないので2パン目指していこう。

 

どっとはらい

 

コンスピラシー 王位争奪!

ドラフト他多人数戦前提のカードが目白押し、コンスピラシー2王位争奪が発売されましたね。

新規は勿論再録カードも粒揃いで中々楽しそうなカードセットです。

というわけで今回も楽しそうなカードをちぇけらー。

 

1.トレストの大使、レオヴォルド

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3マナ3/3の対戦相手だけ迷宮の霊魂、しかも除去対応ドローのおまけ付き。

大量ドロー跋扈するEDHにおいてクソカードの一枚である迷宮の霊魂を相手だけにしてそいつをジェネラルに出来るとかほんとロクでもない。

しかも自身が青なので7ドロー他ドローには困らない上に、除去にもドロー水増した上で青のカウンターや黒緑の変態カードで守れる手段がそこそこあるのがまた面倒なカード。

唯一の欠点というか救いというか、3マナ3色と色拘束がキツいのは少し考えどころ。マナクリーチャースタートにしてもマナアーティファクトスタートにしても、基本は2ターン、遅くて3ターン以内の着地を目指す事になる。

ゲームの流れとしてはレオヴォルド着地から手札をなんらかで枯らさせた後にむかつきルート。多分マニアックが常套手段になりそう。

このカードで特筆すべきはタイニーリーダーズでSultai以外の選択肢が現れた事。バニラ使わなくて済むよ、やったねたえちゃん!

同じスーパートレスト人であるエドリックも採用出来る上、対戦相手のエドリックだけ止めれるとか本当嫌なカード。

トレスト人ってまともなのいないね()

 

2.護衛隊長、アドリアナ

f:id:SuperBr:20160831181236p:image

新キーワード能力、会戦を持つ5マナ4/4、また他の自軍クリーチャーにも会戦を与える効果を持つ。

一見ただのくっころが似合う女騎士だが、乱戦になった時の爆発力は目を見張るものがある。

まず会戦の能力を平たく説明すると、戦闘に際して自軍クリーチャーが攻撃したプレイヤーの数だけの+1/+1修正を受けるキーワード能力。例えば1人を攻撃すれば+1/+1だし、2人を攻撃すれば+2/+2、3人なら+3/+3。

そして会戦を自軍全体に与えるとはどういう事かって、例え1/1の群れであっても轢き殺せる可能性があるのが最高。

基本的最低サイズが4/4なので8体程度揃えるだけだと2回、3回集団で殴る必要があるのが難点。アドリアナ自身で7/7で3パン狙えるのは同じようなガイージーにはない利点かなぁと。

個人的にはリースに採用。リースの苗木を4/4にして雪崩れ込ませるのは中々楽しそう。ほぼ同じ能力のガイージーに入れてみるのも一興?

 

3.野生の心、セルヴァラ

f:id:SuperBr:20160831184350j:image

3マナ2/3、 緑特有のパワー参照ドローとG1を不確定で増やすマナフィルター兼マナ加速。

パリアノに帰ってきたセルヴァラが、今度は野生に帰ってきた。

パワー参照ドローは緑の得意としているところではあるが、相手に利用される事もあるので過信は禁物。

それよりこのカードで特筆すべきはやはりパワー参照、青天井のマナ加速。火種は緑1とタップだけ。使い道に指定のない好きな色マナの組み合わせという魅力的な一文は色々なデッキを夢想させてくれる。

ただ残念なのはセルヴァラ自体が緑単色である事。これでは好きな色、の部分が台無しだ。3マナでクリーチャー偏重の多色デッキと中々花咲辛いが一度ハマれば暴力的な動きを見せてくれるか。

ファッティを繰り返し出し入れ出来る精霊の魂、アニマーや、ファッティの集合体であるアニマのメイエルは一向する価値アリか。

 

4.マルチェッサ女王

f:id:SuperBr:20160831191049p:image

4マナ3/3接死速攻、場に出た時にプレイヤーを統治者とする能力と、アップキープに統治者である場合に1/1接死速攻の暗殺者トークンを生み出す。

幽霊王ブレイゴの崩御により、パリアノの女王に即位しあそばれたB•••誰だこの美魔女!!?(驚愕)

前回とは打って変わって白を基調とした趣の女王様は、色もグリクシスからマルドゥへと変えられました。

そして一応統治者のルールをおさらい。

1.統治者である者はターン終了時に1枚ドローできる。

2.統治者の権利は戦闘ダメージによって、与えたクリーチャーのコントローラーに移り変わる。

3.多人数戦で統治者である者が死亡した場合、それはアクティブプレイヤーか、もしくは次ターンのプレイヤーである。

 

ざっとまとめるとこんな感じで、つまり女王様の能力は

1.統治者になれる。

2.エンドにとりあえず1ドロー出来る。

3.次のターンからトークンをひり出す。

こうなる。

流石に統治者の奪い合い、という要素では女王様の右に出るジェネラルはないといっていい。

接死3/3というスペックで統治者の座を奪いに来た輩を誅殺し、例え地位を追われても速攻持ちの部下か自分で奪いかえす。もし奪われなければ接死の壁が更に守る、という堅牢さ。

統治者の地位は女王様が場に出る度にそのプレイヤーに戻るため、少々無理をしてジェネラルにしてもいい感じ。

継続的に攻め手、守り手、生贄を用意出来るので、それを活かせるカードは使いやすい。例えば汚染や煙突、頭蓋骨〆めとかは使いやすいかなーと。

コントロール寄りに作るのが一番丸そうかな。ひとまずカジュアルジェネラルとしては及第点。

 

5.セルヴァラの暴走

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新キーワード能力動議を持つ6マナソーサリー。野生への投票の数だけデッキトップからクリーチャーをめくって行って踏みたおし、解放への投票の数だけ手札からパーマネントを踏み倒す。

セルヴァラ姐さん大暴れ、みんな〜。

野生はデッキトップからの大惨事が狙える。マナクリとか捲ると悲しみを背負うのは放浪者に似た趣があるけど、それを差し引いても十分。

解放はかの悪名高いEurekaと同じくPWも出せるのが好印象。手札がない時に打つと解放ばっかり選ばれるので手札が潤沢な時を狙おう。

総じてド派手なカードであり、ぜひ使ってみたいカード。

 個人的には大渦の放浪者に放り込むとかなり素敵な事が起こりそう。

 

6.召し上げ

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動議を持つ10マナのソーサリー。時なら選ばれた数だけ追加1ターン、金なら金に投票したプレイヤーのパーマネントを1つ奪っていく。

最低限荊州占拠と露骨な窃盗になれるソーサリー。ストレッチになれたらラッキー、だが3.4ターン渡されて負けたら流石に恥ずかしい。

青単には多分採用されると思うが、知識の搾取にはご用心。

ムーミンやあざみといったエターナルブルーの青単には朗報か。

 

7.聖域の僧院長

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3マナ2/2、場に出る際に指定したマナ数のノンクリーチャー呪文を唱えられなくさせる。

時々現れる唱える事を制限させるクリーチャー、今回の範囲は選ばれたマナ域。

EDHではピンポイントに使えたら強いが正直それなり。

やはりこれの真価はレガシーにある。デスタクを始めとして白ウィニーに属するデッキではもちろん、ブレード系にも居場所はあるだろう。2/2の最低ラインを持ち合わせているのもグッド。

 

8.カストーディの魂呼び

f:id:SuperBr:20160901200022p:image

会戦持ちの3マナ1/2。攻撃した時に攻撃したプレイヤーの数以下のマナコストを持つクリーチャーを蘇生する。

会戦に加え、会戦の蘇生版ともいえる効果を持つ。それなりな能力だが攻撃開始なのがひたすら残念。

ただノーコスト蘇生はいつの時代も魅力的、何か使い道は見つかるだろうか。

 

9.護衛募集兵

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3マナ1/1、場に出た時にタフネス2以下のクリーチャーをサーチする。

遂に現れた帝国の徴募兵の後継。今度はパワーではなくタフネス参照。

といってもEDHではほぼ使い勝手は変わらず、キキジキやら霊体の先達をサーチ出来る逸材。

レガシーではアルーレンやデスタク、エスパーブレードなど多岐に渡る活躍が見込める。エスパーブレードはネメシスをサーチできるのが本当に詐欺くさい。

 

10.絢爛なビヒモス

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6マナ5/5トランプル。統治者である限り、自軍の全ての土地に追加で望んだ色のマナを1つ生み出す能力を与える。

全ての土地を肥沃な大地付きに変えるファッティ。マナ加速を兼ね備えたファッティと聞くとヴォリンクレックスが浮かぶが実情は大きく違う。

ヴォリンクレックスは土地が生む色のマナしか増やさないので時折色不足が起こるが、絢爛なビヒモスはそれがない。一方でビヒモスは相手の展開を阻害しないのでプレッシャーを掛けにくい。またcip能力が発動できる場かどうかも重要になってくる。

自身がトランプルを持つので統治者が奪われても取り戻しやすいのも◎。

アニマのメイエルといったファッティメインのデッキには是非一考したい。

 

11.替え玉

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4マナ瞬速、場に出るに際して戦場のいずれかのコピーとして場に出る。

遂に現れた4マナの元祖クローンの純粋な上位互換。

それも正統派クローン互換待望の瞬速持ちであり、比較的使いやすい部類なのは助かるかも。

シャルムなど、クリーチャーとユーティリティカードでコンボを決めに行くデッキは注意。スタックでこれを出されるとうっかり相手に無限コンボを進呈しかねない。

個人的には青絡みに一つ仕込んでおいても損はない、面白いカードだと思ってる。インスタントタイミングのクローンって、この環境だと予想以上に厄介。

二つ反射のリクーや精霊の魂アニマーといった青緑を絡ませたクリーチャー偏重デッキで一つどうだろうか。

 

総括するとEDHのみならず下の環境にも適応できるカードも散見される新規の優秀さが光る。

また狂暴化の名前を貰ったBerserkや実物提示教育など再録カードにも目玉がある素晴らしいカードセットだ。

そんな夢溢れるコンスピラシー 王位争奪 好評発売中!!みんな買おうな!(ダイマ)

 

どっとはらい

EDH:幽霊の酋長、カラドール

よみがーえーれー。

新しく出たイシュカナで考えてたらいつの間にやら手持ちのカラドールさんに放り込む形に。

 

【EDH】幽霊の酋長、カラドール

クリーチャー:38
1:《極楽鳥/Birds of Paradise》M12
1:《臓物の予見者/Viscera Seer》C13
1:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》EMA
1:《花を手入れする者/Bloom Tender》EVE
1:《血の芸術家/Blood Artist》EMA
1:《野生の雑種犬/Wild Mongrel》ODY
1:《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》C15
1:《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》ARB
1:《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》C15
1:《エルフの幻想家/Elvish Visionary》C15
1:《献身のドルイド/Devoted Druid》SHM
1:《永遠の証人/Eternal Witness》C15
1:《再利用の賢者/Reclamation Sage》C14
1:《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》MMA
1:《熱心すぎる弟子/Overeager Apprentice》ODY
1:《永遠の災い魔/Eternal Scourge》EMN
1:《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》OGW
1:《ウッド・エルフ/Wood Elves》C15
1:《ウラモグの手先/Pawn of Ulamog》ROE
1:《羽軸トゲ/Quillspike》EVE
1:《地獄の樹/Tree of Perdition》EMN
1:《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》SOM
1:《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》RAV
1:《サディストの催眠術師/Sadistic Hypnotist》ODY
1:《目覚ましヒバリ/Reveillark》MMA
1:《ギトラグの怪物/The Gitrog Monster》SOI
1:《墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow》EMN
1:《霊体の先達/Karmic Guide》EMA
1:《血統の観察者/Brood Monitor》BFZ
1:《進歩の災い/Bane of Progress》C15
1:《太陽のタイタン/Sun Titan》C15
1:《加護織りの巨人/Boonweaver Giant》M15
1:《トリスケリオン/Triskelion》M11
1:《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》FUT
1:《荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon》SOM
1:《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》DKA
1:《幽霊の酋長、カラドール/Karador, Ghost Chieftain》CMD
1:《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》MM2

呪文:31
1:《有毒の蘇生/Noxious Revival》NPH
1:《暗黒破/Darkblast》RAV
1:《納墓/Entomb》EMA
1:《過去との取り組み/Grapple with the Past》EMN
1:《再活性/Reanimate》TMP
1:《生+死/Life+Death》APC
1:《神々との融和/Commune with the Gods》EMA
1:《壌土からの生命/Life from the Loam》MMA
1:《異界の進化/Eldritch Evolution》EMN
1:《生き埋め/Buried Alive》CMD
1:《戦慄の復活/Dread Return》C14
1:《見事な再生/Splendid Reclamation》EMN
1:《生ける屍/Living Death》CMD
1:《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》ORI
1:《黄昏の呼び声/Twilight's Call》INV
1:《繁茂/Wild Growth》7ED
1:《発生の器/Vessel of Nascency》SOI
1:《大地の知識/Earthcraft》TMP
1:《肥沃な大地/Fertile Ground》HOP
1:《森の知恵/Sylvan Library》EMA
1:《動く死体/Animate Dead》EMA
1:《食物連鎖/Food Chain》MMQ
1:《ネクロマンシー/Necromancy》VIS
1:《破滅的な行為/Pernicious Deed》CNS
1:《はびこり/Overgrowth》10E
1:《再誕のパターン/Pattern of Rebirth》UDS
1:《よりよい品物/Greater Good》9ED
1:《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》SOM
1:《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》RAV
1:《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》INV
1:《アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar》EMA

土地:31
2:《平地/Plains》SOI
2:《沼/Swamp》SOI
2:《森/Forest》SOI
1:《霧深い雨林/Misty Rainforest》ZEN
1:《統率の塔/Command Tower》C15
1:《つぶやき林/Murmuring Bosk》MOR
1:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》KTK
1:《真鍮の都/City of Brass》MMA
1:《神無き祭殿/Godless Shrine》GTC
1:《叢林/Scrubland》3ED
1:《バイユー/Bayou》3ED
1:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》KTK
1:《寺院の庭/Temple Garden》RTR
1:《サバンナ/Savannah》3ED
1:《ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage》MMA
1:《乾燥台地/Arid Mesa》ZEN
1:《汚染された三角州/Polluted Delta》KTK
1:《ネファリアのアカデミー/Nephalia Academy》EMN
1:《アガディームの墓所/Crypt of Agadeem》C14
1:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》KTK
1:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》ZEN
1:《マナの合流点/Mana Confluence》JOU
1:《湿地の干潟/Marsh Flats》ZEN
1:《古えの墳墓/Ancient Tomb》TMP
1:《草むした墓/Overgrown Tomb》RTR
1:《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》EMN
1:《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》USG
1:《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle》USG

 

コンボパーツ塗れのドレッジデッキ。

カラドール自体が長期戦に強いので、手持ちはもっとコントロールよりのデッキなんだけど今回は使いたいカード優先で上げてみる。

壊死のウーズが更なる危険生物と化した一方でドレッジでコストが足らなくなりがちなおにぎりは今回サヨナラ。

ギトラグにイシュカナ、地獄の樹と怪しさしかないカードが多め。

犠牲やチェイナー、ゲスとかを入れてもいいかもしれない。

個人的にはカラーとジェネラルのコンセプトが噛み合っているので一度試してほしい良ジェネラル。

 

はぁ、どっとはらい

 

ユバの徴とかいうゲーム

雰囲気独特過ぎてヤバいDMMゲーム。

自分の子供や嫁候補を血祭りに上げていくシステムは中々胸にくるものがある。

我が竜を見よやら俺屍は好きな方だったからシステム的には慣れたものだけど、生け贄の時にエピソードあるキャラはなんというか、うおっふ、ってなる。

やり込み要素は多めだけどだいぶ気長な作業だから最初が一番肝心かも。

課金要素多めだけどなんとかなるゲームだから、気軽にお試しあれっすよー。